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「リノベ&リフォームで整える!」住まいマガジン

リフォーム

リフォームでキッチンを変更する  動線・設備の費用と注意点

「おしゃれなアイランドキッチンで、家族の顔を見ながら料理がしたい」

「カフェのようなおしゃれなキッチンに憧れる」

「収納がキレイにおさまるキッチンがほしい」などなど…

家庭をもつ方なら誰しも、また料理を趣味とされている方なら一度はこのような「キッチンのリフォーム」に対する憧れを思い描かれたことがあるのではないでしょうか。

「理想とするキッチン」を形にするリフォームですから、後悔しないようにしたいですよね。そのためには、事前にきちんと費用や注意すべきポイントについての情報を知っておく必要があります。本記事では、キッチンのリノベーションにかかる費用と注意点を解説します。

キッチンのリフォームでできること

「キッチンのリフォーム」と一口に言っても、さまざまな種類があります。キッチン全体のリフォームや、水廻り設備の交換などにより、施工する範囲や工事期間も変わってきます。

キッチン全体

システムキッチンを新しいものに変えるなど、キッチン全体に関わるリフォームの場合、工事日数は2〜15日程度必要です。必要な日数は選択されるシステムキッチンのグレードによるものです。壁紙や床材などシステムキッチン周りをイメージチェンジすることで、キッチンの印象が大きく変えることができます。

水廻りなど設備交換

キッチンのプチリフォームとは、水廻りの設備交換などを指しますキッチンの蛇口やガスコンロ、レンジフードを新しいデザインに交換するだけでも使い勝手は飛躍的に向上するのです。また、浄水器や食洗機などの取り付けもプチリフォームに含まれますが、基本的には簡単な取り換え工事となるため、工期は短いもので1時間、長くとも1日程度に納まります。

キッチンリフォームにかかる費用

キッチンのリフォームにかかる費用については、一般的にキッチンのデザインやコンロなどのグレードで大きく変化します。また、キッチン自体の場所を移動させる場合は、水道・ガス管の移動工事も付随するため比較的高額になります。

システムキッチンの費用

システムキッチンには大きく分けて「I型」「L型」「対面型」の3種類があります。

「I型」キッチンはシンクとコンロが並んだシンプルな形状のため、狭いスペースにも対応できます。費用もスタンダードなもので55万円ほどです。

「L型」キッチンは、効率的に作業を行いやすいようにシンクと調理スペース、コンロ台が配置されています。収納スペースを確保できるなどメリットはありますが、I型キッチンに比べ施工範囲が広がりがちです。そのため、費用も同じスタンダードで69万円程に上がります。

「対面I型」キッチンは、家族の顔を見ながら料理できるためニーズが高まっています。ただし、コンロと調理スペース、シンクが離れているため「L型」キッチンよりも、さらに施工範囲が広がります。そのため、費用も3タイプで最も高くスタンダードグレードは73万円程となります。

このように、システムキッチンは施工範囲の広くなるほど費用が高くなります。

設備機器の費用

コンロや換気扇などの設備機器のリフォーム費用については、選ぶメーカーやグレードによって大きく変わってきます。大手メーカーや海外製品を取り寄せた場合、一般的なものに比べ高額になりますし、換気扇でも最新機種や性能のグレードによって高額となります。

ただし、一般的な機器の交換のみであれば、50万円以下のものが多数を占めているため、気軽にプチリフォームをすることができます。

キッチン リフォーム

キッチンリフォームの注意点

キッチンをリフォームする際に、注意すべき点について解説します。設備や、リフォーム会社選び、お見積もり、追加費用の有無など注意すべき点を確認しておきましょう。

設備のチェックポイント

キッチン設備の重要なチェックポイントは「使い勝手を兼ね備えていること」です。たとえば、調理スペースの材質をひとつにしても、たとえば大理石の調理スペースはパン作りを趣味とされている方に重宝されます。しかし、パン作りをしない方や大理石の扱いに不慣れな方にとっては、大理石の調理スペースは見た目が美しさだけの高額な代物となってしまいます。

また、収納スペースもチェックすべきポイントです。いかに収納できるかだけではなく、料理をする際の動線も考えられているか、食器類は取り出しやすいかなど細部まで確認しておきましょう。

最後に、キッチンは汚れやすい箇所です。そのため、リフォームにより掃除しやすいキッチンに変貌できるかという点もチェックしておくと、リフォーム後のキッチン掃除が楽になるでしょう。

リフォーム会社を選ぶ

リフォーム会社の選定には、リフォーム専門店または水廻りを専門とするリフォーム会社に依頼するとよいでしょう。キッチンのリフォームに関する実績は必須です。キッチンリフォーム実績がない会社の場合、経年劣化しているパーツを見逃すことや、リフォーム後に水漏れが発生することなどのトラブルに発展する可能性があります。

また、リフォームしたい箇所が多い、または範囲が広い場合には設計事務所や大手リフォーム会社に依頼することもできます。

見積もりの確認

リフォームの見積もりを依頼する際に重要な点は3つあります。

1つ目は、「キッチンのリフォームで実現したいポイントを明確にしておくこと」です。ご家族で共通してお使いになるキッチンのため、ご家族間でもご要望が分かれる場合が多々あります。そのため、事前にご家族のご要望をまとめてリストアップしておくと、施工会社にも要望が伝わりやすくなります。

2つ目は「予算の上限を設定しておくこと」です。これは、施工会社としてより良いものをご提供したい気持ちから、ご予算を度外視した提案をしてしまうこともあるためです。そのため、上限を設定しておくことはお客さまと施工会社のどちらにとっても、ご提案の際に重要な点です。

3つ目は「最低でも3社に見積もりを依頼すること」です。施工会社によって、取扱商品が異なることもあります。そのため、同じ大きさのシステムキッチンでもメーカーによっては値段も異なるのです。そういったことからも、3社程度に見積もりを依頼し、取扱商品や料金、施工期間などを比較しながら選ぶことも重要です。

追加発生の費用の確認

キッチンや水廻りのリフォームでは、ほかの箇所に比べて経年劣化が激しい傾向があります。そのため、工事がはじまるまでは発見できない劣化箇所もあり、見積もり以上の料金が発生するケースもあるのです。

古いキッチンを取り外してからわかる床板の腐敗やパイプ内の異臭など、キッチン環境により予想以上に劣化が進んでいたパーツに関しては、別途修理を依頼するほかありません。そのため、予算の幅を固めすぎてしまうと、リフォームの際に追加費用が払えなくなってしまいます。施工業者の現地調査では、別途修理が必要となった場合の料金も確認しておくとよいでしょう。

リフォーム費用

まとめ

長年の夢であったキッチンを実現するためリフォームをされる方、経年劣化に伴いやむを得ずお気に入りのキッチンをリフォームされる方、リフォームされるご事情はさまざまです。

しかし、リフォーム後は、新しくなったキッチンで料理を振る舞われ、その快適さを実感されるという点においては共通している部分もあります。

料理しやすい高さ、お皿の取り出しやすさ、一緒に料理をする楽しさなど、キッチンのリフォーム後の具体的な快適さを挙げればキリがありません。

一方で、キッチンや水廻りに関するリフォームでは工事を開始してからでないと、発見できない経年劣化などもあります。そのため、追加費用や工事完了の遅延などが発生するリスクを伴うこともあるのです。

そのため、キッチンのリフォームには実績と信頼のある施工会社をお選びください。和光ホームズでは、ご要望やお困りごと・ご予算に合わせたキッチンリフォームのご提案をいたします。

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