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リフォームの現地調査で何が分かる?準備やチェックリストを紹介

自宅で過ごす時間が増えたいま、快適な住まいを叶えるためにリフォームを検討している方も多いのではないでしょうか。

しかし、「今の間取りで理想のリフォームができるの?」「予算はどれくらいかかるの?」など、気になることはたくさん。そんなさまざまな疑問を解決して、工事内容や費用などを見積もりしていくことが「現地調査」の目的です。

そこで今回は、リフォームの際に実施する「現地調査」についてご紹介します。現地調査でどのようなことが行われるのか、依頼主様がチェックしておきたいポイントなども合わせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

リフォームの現地調査とは

リフォームの現地調査とは、依頼主様の希望するリフォームができるかどうか、リフォーム会社が住宅の間取りや設備といった細かな点を確認するための下見のことです。

住宅の骨組みや配管、床、天井などを実際に現地で調査することで、どのような設計デザインができるかを確認し、具体的なプランをご提案できるようになります。

また、依頼主様の要望をしっかりとヒアリングし、理想の住まいやイメージを共有することも現地調査の目的のひとつです。リフォームの要望を踏まえつつ、プロの視点から実現可能な工事内容をご提案いたします。

さらに、リフォームするにあたっての問題点や不具合なども事前に確認しておくことで、「工事が始まってから変更が必要になった!」「予算が大幅にオーバーした」ということも防ぎます。安心してリフォームを実施するためにも、住まいの現地調査が大切です。

リフォームの現地調査でわかること

リフォームの現地調査によって、以下のようなことが分かります。

▼現地調査でわかること

  • リフォームに必要な工事内容
  • 間取りや設備など、工事内容に関する制限
  • 要望を実現できない箇所・問題点
  • 工事期間
  • 詳細な見積もり

このように、プロが住まいの細かな点をチェックすることで、「実現可能な工事やプラン」「工事の問題点・制限がある場所」などを洗い出せるようになります。

現地調査の結果をもとに、リフォーム工事の詳細な見積もりをご提示するため、依頼主様の要望や予算に応じたぴったりの設計プランを検討できるようになります。

現地調査では何が行われる?

リフォームの現地調査で行われる作業は主に4つです。

▼現地調査で行われる主な作業
 ①床下・床面積・天井高・天井裏の採寸
 ②給排水経路・換気経路の確認
 ③電気配線・電気設備の確認
 ④リフォーム箇所の撮影

床下や天井高などの採寸は、住宅の間取りや建具の大きさ・高さなどを検討する際のポイントとなります。配管や換気設備については「水回り設備を移動できるか」「排気口の位置がどこにあるか」などをチェックします。

また、キッチン家電や冷蔵庫、エアコン、給湯機などの電気設備関連については、リフォーム後の生活動線に関わる要素のひとつです。設備やスイッチ、コンセントなどの位置を変更・増加する際の検討材料にもなるため、現地でのチェックが欠かせません。

これらの調査を実施することで、設計段階や工事途中のトラブルを防ぎ、スムーズに工事を進められるようになります。なお、リフォーム内容によって変動しますが、現地調査の所要時間は1~2時間ほどが一般的です。

現地調査当日までに準備することはある?

現地調査では、単に住宅の内部を調査したり、写真を撮ったりするだけではありません。より良いご提案ができるよう、依頼主様が叶えたい住まい、理想の暮らしなどを共有いただくことが大切です。

そのため、現地調査の前までに、ご家族様の要望や希望、悩みといった「伝えたいこと」をまとめておくのがおすすめです。理想の住宅イメージがある場合は、写真や画像などを用意しておくとよいでしょう。伝え忘れや認識のズレを防ぎ、安心してリフォームを進められます。

なお、現地調査では、現状の間取り図や施工図面、工事条件などを確認する必要があります。事前に住宅の資料を揃えておくようにしましょう。

現地調査のチェックリスト

いざ現地調査となると、「私たちは何をすればいいの?」と疑問に思われる方も少なくありません。そこでここからは、当日に依頼主様が確認しておくこと・伝えておくことなどをチェックリストにまとめました。

①家族の生活動線

リフォームの設計プランを考えるうえで、家族の生活動線に配慮することは欠かせません。たとえば、玄関からキッチンへと短距離で移動できる通路や、玄関・庭・土間を回遊できる間取りなど、動線によって生活のしやすさやが左右されます。

とくに、キッチンやバスルームなどの水回りは毎日使う場所のため、家族が使いやすいよう配置や動線に気を遣わなければなりません。また、家電や照明の場所に合わせて、スイッチやコンセントの位置も考慮することが必要です。

現地調査では、現状不便に感じていることや、改善したい動線などを具体的に伝えることがポイント。ご家族様のライフスタイルや要望に応じて、水回りの移動、新しい設備の設置を検討できるようになります。

②使用する家具・家電のサイズ

家具・家電の設置場所は、住まいの使い勝手や見た目のデザインにも関わる重要なポイントのひとつ。リフォームに伴って、現在使用している家具・家電の位置が変更になる場合は、「手持ちの家具・家電をどこに配置するか」スペースやサイズを考えることが重要です。

現地調査では、使用する家具・家電のサイズを正確に測ったうえで、間取りや造作家具の設置場所などを検討しましょう。サイズを測っておくとよい主な家具・家電には、ソファやテレビ台、冷蔵庫、洗濯パンなどが挙げられます。

また、リフォームに合わせて家具や家電を新調する場合は、どれくらいのサイズ・形状のものを選ぶのか伝えておくことも大切です。

③収納設備の種類・設置場所

住まいの使い心地にかかわる「収納」も、現地調査でチェックしておきたいポイントです。たとえば、キッチンをリフォームする場合、造作棚を設けて「見える収納」を取り入れたり、扉付きの壁面収納を導入したりと、さまざまな収納アイデアがあります。

また、間取りの変更に伴って、食品や調理器具などをたっぷり収納できるパントリーを設けたり、リビングのデッドスペースに収納を設けたりすることも可能です。現地調査の際は、収納のお困りごとや欲しい設備などを伝えておきましょう。

必要な場所・モノに合わせた収納スペースを考えることで、片付けや家事がラクになるだけでなく、いつでも整理整頓された気持ちのよい住まいを実現できます。

④設備メーカーと保証期間

リフォームに伴い新たな設備を導入する際は、取り扱っている設備、メーカーなどを確認しておく必要があります。キッチンやトイレなどの設備工事では、導入するメーカーを指定できるケースもあります。

現地調査の際は、依頼主様の予算や希望を伝えたうえで、どのような設備が選べるか確認しましょう。また、家電や電気設備は頻繁に買い替えるわけではないため、予算だけでなく、省エネ性や使いやすさなども総合的に考えるのがポイントです。メーカーによって保証期間も異なるため、事前に資料を確認しておきましょう。

⑤工事費用と工事期間

現地調査では、実際に住宅を調査したうえで、工事内容や導入設備などを具体的に決めていきます。このとき、「どの工事内容・設備にいくらの費用がかかるか」見積もりを確認しましょう。

予算をオーバーしてしまう場合には、費用を抑えられる方法はないか、工事内容や導入設備などの変更について検討することも大切です。

また、リフォームに伴って仮住まいに引越しするケースもあります。工事の開始時期や期間の目途についても確認しておくことで、計画的に引越し準備を進められます。

和光ホームズでは、予算を考慮しつつも、理想の住まいを実現できるよう、さまざまな設計プランをご提案いたします。現地調査の結果を踏まえながら、譲れないポイント、叶えたい間取りなどをヒアリングし、ご家族様に合った糸口を探します。

住まいのリフォームで憧れの暮らしを叶えよう

リフォームするときに必要になる現地調査は、ご家族さまの希望や理想の暮らしを叶えるための共同作業です。

理想の間取りや設計デザインを叶えるための重要なステップとなるため、どのようなことが行われるか、作業内容やチェックポイントを事前に確認しておく必要があります。

ときには、現地調査を進めるなかで、新たな要望・問題点などが出てくるケースもあります。「気になる点が見つかった」「この場所はこのようにしたい!」といったことがあれば、リフォーム会社にしっかりと伝えることが大切です。和光ホームズと一緒に、より良いアイデアをカタチにしていきましょう。